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古河青年会議所ホームページ



理事長所信

理事長所信
2020年度理事長 千野 広武

はじめに

「熱意は人を動かし、社会を変える」
私の一番大切にしている言葉です。たった一人の熱意ある行動がきっかけとなり、大きな変化をもたらす。そういう瞬間を青年会議所運動の中で目の当たりにしてきました。青年会議所運動における社会を変えるとは、社会を少しでも前に進むように変えることであると私は考えます。そのためには、変革を恐れてはいけません。青年会議所運動の核を変える事は出来ません。しかし、その手法を変える事はできます。熱意をもって、このまちのために運動する方法を、創立40周年を経たいま、改革できる絶好の機会であると考えます。

まちのために

 先達の展開した運動が種火となり、行政をはじめ沢山の場所で炎となっている。その種火を灯した団体として、その炎がより大きくなるための協力を惜しんではいけない。また、その炎から我々が学ぶこともできる。まちの先導的提言集団を目指す我々に必要なものは積極果敢に炎に飛び込み「まちづくり力」を向上させることである。
 2014年に日本創成会議により消滅可能性都市という言葉が発表された。この古河市においても、それは対岸の火事ではない。一部のデータによると2000年をピークとする古河市の総人口は、2040年には20パーセント減少するという予測がたっている。何より問題なのは、総人口の中で年少人口と15歳から65歳の生産人口世代の割合が減少し、老年人口の割合が増えてしまうことである。いま当たり前にしているものが、たったの20年で当たり前ではなくなってしまう時代は、すぐそこまで来ているのである。先導的提言集団として、しっかりと危機感を持ち、行動しなければならない。

次世代のために

 名前も知らなかった子と寝食を共にする。青年会議所が設けてくれた非日常の空間が、私の原体験である。学校教育では教えられない、設けることのできない非日常こそ、次代の担い手にとっては絶好の成長の機会であり、健全育成に必要な場である。非日常を創り出し、先達が築いた次世代の育成事業を継承し展開していく責務がある。
 また、いま出来る事の一つとして平和教育があると考える。太平洋戦争の終戦から75年が経ち戦争の悲惨さを自らの体験として次代に伝えられる人が次第に減っている今日、教科書では伝えきれない平和教育に取り組んでいきたい。その平和教育こそ、他者を慮り日本人としての誇りをもつ次代の担い手の育成に結びついていくと確信している。

備えるためにまなぶ

 よりよい青年であるための研鑽の場を広げ、市民に必要とされる学ぶべきことは、まだまだ沢山ある。その一つが応急処置技能である。古河市内における救急搬送人員は僅かではあるが、年々増加をしている。「もしもの場合」に遭遇した時に我々は正しい行動をとることが出来るであろうか。「あの時、学んでおけば」では遅いのである。「もしもの場合」にしっかりと備えられる学びの場を、研鑽の場を設けなければならない。また、その場を設ける過程こそ、我々にとっては最大の学びの場なのである。

1人でも多くの人に

 1人で出来ることには限界がある。例えば、1人が「まちを変えたい」と言っても、それはただの愚痴である。しかし、10人が「まちを変えたい」と言えば考えとなり、100人が言えば声になる。1,000人が言えば意見になり、10,000人が「まちをかえたい」と言えば世論になるのである。水面に石を投じた時の波紋のように、青年会議所運動を多くの人に広め、知ってもらい、共感を集め我々の運動を拡大していこう。
 そして、その拡大していく運動の基軸となるLOMビジョンを新たに策定しよう。2010年にLOMビジョンを策定し10年が経つ。創立50周年を念頭におき、今後10年の運動の指針をしっかりと見据え、進化し続ける団体の礎を築いていこう。

品格ある団体として

 張り詰めた糸のような緊張感がある会議。礼節を重んじ、頭の先から足の先まで気を張る事ができる機会。その凛とした雰囲気もまた、青年会議所の魅力である。青年会議所活動の中での緊張感を常に高く持ち、過剰なほどの規律を守る。一見すると無駄に見えることもあるかもしれないが、その全ては個人の成長につながるものであると確信している。当たり前の事を当たり前に。そして高い次元で行う組織運営を志していこう。

結びに

 誰のために、何のためにJCをやっているのかと問われる事がある。私は他の誰でもなく、自分自身のためにJCをやっている。この古河で生活し、社業を営み、子供を育てる。このまちの成長なくして、私の幸せは実現できないのである。他の誰でもなく、自分のために命を使ってJCをやり抜こう。命を使うというと大げさに聞こえるが、時間を使うということは、自分の命を使うという事なのである。人生を80年とすると人生は70万800時間である。その数百時間、数千時間を浪費してはいけない。熱意をもって、このまちのために。自分自身のために行動しよう。

このまちが住みよいまちになるために、このまちを1ミリでも前に動かすために
このまちを変えるのはJAYCEEだ。

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